2025春夏SLOW,FASHIONなスニーカー Vol.3/ナイキ編

ちょっと目を離している隙にも、着実に進化、そして深化を遂げるスニーカーシーン。今回も「Life,Fashion」が推す注目のアイテムをピックアップ。前回に引き続き〈ナイキ〉編です!

 

【ローテク/NIKE DUNK LOW RETRO PREMIUM(Black/Medium Ash/Coconut Milk/Off noir)】

新種のハイブリッド系シューズの台頭に沸くスニーカーシーンとあって、普遍の存在として揺るぎない支持を固めるのがローテクスニーカー。伝統的なフォルムを受け継いだ定番モデルこそ、Life,Fashion世代(特に30代後半!)にとって外せない存在です。そこで今回ピックアップしたのが、今年で誕生40年の節目を迎えた名作「ナイキ ダンク」。落ち着きのあるカラーで、奥行きのある表情が魅力の大人が履ける一足を選びました。

NIKE DUNK LOW RETRO PREMIUM/price:¥17,050

~40周年を迎えた名作がシックな雰囲気に~

1985年、主にカレッジバスケットボーラー向けとして誕生した「ナイキ ダンク」。強豪大学のチームカラーを纏った2ブロックの配色が印象的なシリーズですが、40周年の節目にリリースされる本作は、アッパーをブラックのワントーンで構成。クリーム色のアウトソールがコントラストを生み出し、都会的なイメージに仕上がっています。

DETAIL

・アッパー

ブラックレザーをメイン素材にし、スウッシュやつま先、ヒールなどの補強パーツに質感豊かなスエードを採用。異素材の組み合わせで深みのある表情に

・ヒール

やや毛足が長いスエードを使用したヒールトップには、ボディと同色の“NIKE”ロゴが刻まれた

・シュータン

赤色のスウッシュがさりげなく主張するシュータンタグ

・ソール

耐久性とトランクションが向上したラバー製アウトソール。伝統的なコートスタイルを守りながら履き心地もより良くアップデートされている

「NIKE ダンク」は、過去にスケートボードのカルチャーと密接に絡んでいたこともあって、90〜2000年代ストリートシーンで大ブレイク。特別な思い入れがある読者も多いのではないでしょうか。親しみのある大胆なカラーウェイを取り入れるのはハードルが高いなという方、コレなら街履きとして合わせやすいと思います。

 

【ハイテク/NIKE AIR MAX Dn8(Fantom/Black)】

~ココロ踊る、ナイキ エアマックスの最新モデル~

ローテクの魅力を再確認しつつ、トレンド感のあるテック系デザインも気になるところ…。そこで紹介したいのが2025年にデビューした「ナイキ エアマックスDn8」。テック感を強調する新型ビジブルエアが着こなしの良きアクセントになってくれそうです。

model:NIKE AIR MAX Dn8/price:¥25,300

DETAIL

・ソール

ソールに2つのエア ユニットと8つのチューブからなる“DYNAMIC AIR”を搭載。ウェーブ状のデザインがより個性的なインパクトを放つ

・アッパー

“DYNAMIC AIR”を引き立てるミニマルなデザイン。軽量メッシュをメインに使用し、同色のマッドガードやトゥガードを組み合わせた

・ヒール

足をしっかりとホールドし、安定感をもたらすプラスチック製ヒールクリップを装備。“air max”のロゴが施されている

・サイド

デザインのポイントでもある両サイドに入れたスリットにより、内側のメッシュが露出。しっかりと通気性を確保する

1984年初代エアマックスの登場から約40年、その系譜は脈々と受け継がれ、常に次世代クッショニングテクノロジーで存在感を示してきました。安定感のある着こなしが基本となるローテク派の方でも取り入れやすいデザインと背景で、納得して履ける一足ではないでしょうか。

 

【お問い合わせ先】

NIKEカスタマーサービス

TEL:0120-6453-77

 

今回はナイキ編として、生誕40年を迎えた「ナイキ ダンク」とエア マックスの最新モデル「ナイキ エア マックス Dn8」をピックアップしました。どちらも大人の足元によく馴染み、適度に主張してくれます。スニーカー選びの際に参考にしてみてください。次回へと続く。

TEXT:Nobu Saito


08.10

2025

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