ザ・コンランショップがタイの魅力を伝える「Timeless Thailand」を開催
ザ・コンランショップが都内各ショップにてタイの魅力を発信する"Timeless Thailand"を開催する。
会期は2025年4月25日(土)~2025年5月25(日)
ザ・コンランショップ創設者のテレンス・コンランは、商品を開発するデザイナーとしてだけでなく、
英国をモダンに変えた大きな要素として、海外にある日常的なデザインやクラフトを、生活の中に取り入れるスタイルを提案していた。
ザ・コンランショップは昨年の日本上陸30周年を機に改めて原点に立ち返り、今年は様々な国のデザイン、クラフト、スタイルを提案していく。
その第一弾として、今回インテリアスタイリスト石井佳苗氏と共にタイの首都バンコクと、北に位置するチェンマイに行き買い付けを行った。
バンコク最大の広さを誇るマーケットやヴィンテージ家具、オリジナル雑貨を取り揃える数々のショップ、そしてカレン村などに赴き、
1つ1つ丁寧にセレクトし買い付けた。ザ・コンランショップが既存で展開しているタイ人デザイナー<Atelier 2+>の家具も併せて拡大展開する。
以下、今回のイベント紹介です。
Bamboo Craft
竹細工の籠をリプロダクションされているモノや地域支援のために分業作業で作られているモノまで、
形も用途も様々な種類の竹籠を買い付けてきました。タイでは古くから身近な素材として竹が利用されています。
竹は軽量で強度があり、加工が容易なため、日常生活のさまざまな場面で使用され、
竹籠は食料の保存や運搬、釣り道具、さらには装飾品としても利用されてきました。
竹籠製作には、代々受け継がれてきた手工芸の技術が必要で、
作り手は、竹を選び、切り、編む技術を駆使して、美しい形状の籠を作り上げます。
これらの技術は、地域のコミュニティや家族の中で伝承されてきました。
現在、竹籠は実用的なアイテムとしてだけでなく、インテリアやアートとしても人気があります。
特にエコ意識の高まりとともに、持続可能な素材としての竹の価値が再評価されています。
[スライド1]ビックボックス 各¥13,200、[スライド2]ワンハンドルバスケット ¥8,800、[スライド3]バスケットバッグ 各¥3,300
[スライド1]バスケットバッグスクエア ¥8,800、[スライド2]バスケット各種 ¥20,900~、[スライド3]トレイMサイズ 各¥1,100
[スライド1]ライスバスケット 各¥2,860、[スライド2]スタンドバスケット ¥3,960、[スライド3]ファン 各¥4,840
The Karen
腰に帯を巻いて腰機で織りものをしているカレン族のチェンシー氏は、自身も民族の服を着て生活をしている
チェンマイ中心部から車で2時間、メーセンの村に高床式住居で暮らす一家を訪問し、カレン族の織物や手工芸品を買い付けてきました。
腰に腰帯を巻いて腰機(こしばた)と呼ばれる織機で経糸を張って織物をしています。
腰機は機織りの原点で最も原始的な織機で、カレン族独自の織布をつくるために欠かせない手法。腰に帯を巻いて織るので、腰幅の織物になり
、衣服はそれを縫い合わせて作っています。特徴としては、絣(かすり)模様が3本入っています。
織物は、天然の藍や黒檀、赤土で染めて着色しています。藍染めは染める回数で、
黒檀は熱や日光に照らした時間で染め色が変化するので、気に入る色にまるまで染めては乾かしを繰り返します。
手間と時間をかけてカレン族ならではの色調で織りなす敷物とヴィンテージの竹籠をラインナップ。
[スライド1]マルチマット ¥4,950、[スライド2]ヴィンテージバスケット ¥1,320
Karmalocal
予約制で訪問ができるKarmalocalのスタジオには、ペンプ素材の商品が数多くディスプレイしてあります。
タイ北部の山岳地帯・メーチャエムを拠点に、自然と伝統を大切にする衣料ブランドです。
黒檀や藍などの天然染料、手紡ぎの綿、そして世代を超えて受け継がれてきた織りの技術を活かし、すべての製品を手仕事で丁寧に仕上げています。
消えつつある地元の工芸を守り、若い世代が誇りとともに故郷に帰れるような未来を目指しているブランドです。
私たちはペンプやカポック素材で出来た枕や、ペンプで編まれたプレイスマットとランナーを買い付けてきました。
[スライド1]三角枕 ¥24,200、[スライド2]枕 ¥19,800
Pa Ker Yaw
30年以上にわたり、カレン、アカ、モン、タイルー、リス、ルア、カチン、ミエンなどの少数民族の品々を収集しています
 
タイ北部チェンマイにある山岳民族の伝統工芸品を専門に扱うお店です。
店内には、アンティークの銀細工、手織りの布、巻きスカート、タイパンツ、バッグなど、多彩な商品が所狭しと並べられています。
これらのアイテムは、一般的な土産物とは一線を画し、本物志向の方々に特におすすめです。
今回は約50年前のヴィンテージ シルバーバングルを買い付けてきました。
[スライド1]ヴィンテージバングル ¥74,800、[スライド2]ヴィンテージバングル ¥59,400~
eavam
洗練されたオープンエアーな<eavam tea space>では、極上のお茶と共に贅沢な時間を過ごせる密かなスポット
世界各地の安全で上質な原材料と、その地の人々の知恵と文化を再発見しながら、
タイの古都チェンマイでスキンケアと日用品を開発、デザイン、製造を行うブランドです。
日本のメーカーとして、10年以上前からチェンマイでスキンケア製品の開発と製造を行ってきました。
そこで培った高い技術と豊富な経験からeavamは生まれました。石鹸、バーム、
そしてクレイといった基礎化粧品は日々の暮らしに不可欠なものたちです。
美しくシンプルな生活、そのような暮らしに寄り添うeavamの製品群は、
日本の確かな品質とその美意識が、世界各地の最高の原材料に出会い、タイの人々の高い技術力によって生まれました。
今回は今年のジャスミンバームの初荷をいくつか、そして新商品の烏龍茶2つと普洱茶の3種のお茶もお披露目します。
[スライド1]お試しセット ¥1,980[スライド2]オリーブココナッツソープ ¥3,410
Atelier 2+
バンコクのAtelier 2+オフィスにて、デザイナーのAda Chirakranont氏(左)とWorapong Manutpipatpong氏(右)
タイは、豊かな文化と多様なアイテムが揃う魅力的な都市。近年、欧米諸国でアートやクラフトの芸術を学んできた若者によって、
タイの伝統的な技術と現代アートを融合したアイテムも目立ちます。
その中でも、ザ・コンランショップが2023年4月に代官山店をオープンした当初から取り扱いをしているのが、
タイ人デザイナー<Atelier 2+>による家具。彼らはスウェーデンで修行を積み、
バンコクを拠点に様々な企業とコラボレーションをしています。
今回のイベントでは、「PODIUM」と「moonler」の家具を全店舗で拡大展開を予定。
新たにmoonlerのコーヒーテーブル「PEBBLE Low Table」の取り扱いを開始します。
パベルローテーブルは彼らのオフィスで真ん中に配置されていました。
デザインとアートを融合させた独自の視点やスタイルをもったインテリアを是非この機会に見に来てください。
[スライド1]パベル ローテーブル ¥480,000、[スライド2]パベル スツール ¥132,000~
開催日程
ザ・コンランショップ 新宿店
2025年4月24日(木)-5月25日(日)
ザ・コンランショップ 東京店 2025年4月25日(金)-5月25日(日)
ザ・コンランショップ 丸の内店 2025年4月25日(金)-5月25日(日)
ザ・コンランショップ 伊勢丹新宿店 2025年4月25日(金)-5月20日(火)
ザ・コンランショップ 代官山店 2025年4月25日(金)-5月25日(日)
Information
バンコクにあるAtelier 2+のオフィスにいた猫と石井佳苗氏
スタイリスト石井佳苗氏と、今回のイベントでご協力頂いているショップ<tay>(渋谷区初台)の坂野高広氏と共にトークイベントを開催します。バンコクやチェンマイでの買付裏話を交えてゆるりとトークします。
- - Date/Place
- 4月24日(木)15:00/ザ・コンランショップ 新宿店
- - 石井佳苗
- カッシーナ・イクスシーに10年間勤務後、インテリアスタイリストとして独立。衣食住のライフスタイル提案やスタイリングを手がける。また、講師、ポップアップショップの開催、オンラインレッスン等、多岐にわたる。近著「Heima 住まいの感覚を磨く9つのキーワード」がある。
About
- 1973年、テレンス・コンランがイギリス ロンドンにオープンしたザ・コンランショップは、世界中から厳選した家具や照明、インテリア小物、ギフトに加え、オリジナルのアイテムも多く取り揃えるホームファニシングショップ。インスピレーションの源や、新しい発見のあるアイテムとスタイリングを通して、日々の生活をより豊かに楽しむことを提案している。日本では1994年に1号店を東京の新宿パークタワーにオープン、ザ・コンランショップの海外進出の幕開けとなる。現在は世界4か国(イギリス、日本、韓国、クウェート)に展開。